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ストーリーマーケティングとは?成功のポイントと事例を紹介

 2022/02/16 マーケティング
この記事は約 27 分で読めます。


 

人はストーリー・物語が大好きです。

 

だからこそ、お金を払って映画やドラマ、アニメ、漫画、小説などを楽しみます。

こうして日頃から何かしらのストーリーに触れているんですよね。

 

 

ストーリーは本当にすごいパワーを持っています。

 

あなたも作品に引き込まれ過ぎて、時間がたっていることに気づかなかったことがあるのではないでしょうか?

映画やアニメを見て感動し、涙を流したことはあるのではないでしょうか?

誰かのサクセスストーリーを読んで、自分も頑張ろうと思ったこともあるのではないでしょうか?

 

 

このように人をひきつけ、心を動かし、ときには人の人生を変えることもあるのです。

 

そこまで人の心を動かすストーリー。
ビジネスでも活用できると思いませんか?

 

 

それが、ストーリーマーケティングというものです。

メディアやSNSなどを活用して商品・サービスに対する共感を生み出し、ファンを作っていきます。これがすごく効果があるんですよね。

 

実際に、新しいマーケティング手法として一流の企業をはじめ、多くの企業で活用されています。

 

 

あなたもこのマーケティング手法を使うことで、売り上げやファンももっと大きくすることができるでしょう。

 

そこで今回は、ストーリーマーケティングとは?成功のポイントと事例を紹介についてお伝えしていきます。

 

 

 

Contents

ストーリーマーケティングとは?

 

ストーリーマーケティングとは、ストーリーを通してメッセージを届けることで共感してもらい、相手の行動を促す手法です。

 

ストーリーにすることで、商品やサービス自体にフォーカスするのではなく、その商品を使ったストーリーを展開し、利用することで得られる感情や体験を効果的に伝えることができます。

その結果人の購買意欲を高め、ファンになってもらうことが可能になるんですよね。

 

商品やサービスだけでなく、企業の認知度や好感度も同時に高めることができ、顧客を増やすことができます。

 

 

ストーリーマーケティングが重要視される時代背景

 

 

そもそも、ストーリーマーケティングが重要視されるようになったのは、時代背景にあるとされています。

 

インターネットやSNSの普及によって消費者が自分で情報を取得できるようになりました。
消費者だけでなく、企業もメディアを使わなくても発信を継続的にできるようになったことが大きく影響しているかもしれません。

 

インターネットやSNSが普及する前は、企業は広告を出すことで多くの消費者にアプローチしていました。
また、消費者も自分から能動的に情報を得られることはなく、テレビやラジオなどの情報を頼りにしていたのです。

つまり、企業→消費者という一方通行での流れができていました。

 

しかし、インターネットやSNSが普及していくことで、自分の好きなときに好きな媒体から情報を受け取ることができる状態になっていきます。

 

何かモノを買ったりしたあとは、消費者自身もそれを評価する立場に加われるようになりました。
また、自ら発信者として情報を自由に拡散できるようにもなったのです。

 

 

このような状況の中で、多くの競合に埋もれることなく消費者に選ばれるためには、興味や関心を持たせ、記憶に残るストーリーが必要になってきます。

そのストーリーが共感を得ることができれば、消費者たちによって拡散されやすくなります。

 

個人がメディアやSNSを持つ時代になったからこそ、その中で消費者に選ばれる存在になるために、ストーリーが必要不可欠となったのです。

 

 

ストーリーマーケティングの類似手法

 

今回は、ストーリーマーケティングについて解説していきますが、似たようなマーケティング手法も存在します。

 

一見同じように思えますが、それぞれ異なるものになりますので違いを理解しておきましょう。

 

類似のマーケティング手法は主に

 

・ナラティブマーケティング

・共感マーケティング

・コミュニティマーケティング

 

があげられます。

順番に説明していきますね。

 

 

ナラティブマーケティング

 

まずは、ナラティブマーケティングです。
ナラティブとは、英語で「物語」という意味。

 

ナラティブマーケティングの特徴は、消費者を物語の主人公にすることにあります。

消費者を物語の主人公にしてアプローチすることで、その商品を得ることによってどのような生活や人生を送れるかを想像させるんですよね。

 

反対にストーリーマーケティングは、主人公は売りたい商品やサービスです。
そのため企業や商品に物語を取り入れるのです。

 

 

共感マーケティング

 

次に共感マーケティング。

これは消費者が共感できる仕組みを提供して共感を得ることで、売り上げを上げる手法です。

 

多くの人から口コミを集めたり、インフルエンサーの影響力で商品・サービスの評判を広めていくんですよね。

心理学でもマイ・フレンド・ジョン・テクニックというものがありますが、人は第三者の話からの方が信頼性や説得力が高まり信用しやすいです。

 

第三者の口コミやインフルエンサーの影響力を活用することで、多くの消費者の興味・関心を集めることができます。

 

 

そのため、口コミを集めたり企業がインフルエンサーと連携しながらやっていく必要があります。

インフルエンサーの影響力を借りることでコストは発生するかもしれませんが、商品やサービスの共感を得ることはそれほど大切です。

 

 

コミュニティマーケティング

 

最後にコミュニティマーケティング。

 

この手法は、コミュニティを通して自社の商品・サービスをプロモーションするマーケティング手法です。

 

 

人は昔から集団生活をして生きています。
人には何かのコミュニティに属したいという帰属欲求があるんですよね。

 

今はインターネットやSNSが普及したことで、誰もが繋がりたい人同士で集まってコミュニティを形成することが簡単にできるようになりました。
月額の会員コミュニティである、オンラインサロンなんかもよく見かけると思います。

 

コミュニティマーケティングの特徴は、ストーリーマーケティングと違って一方通行の発信だけでなく、消費者からもフィードバックがもらえることです。

 

そのため、より消費者の本音を知ることができ、消費者が求めるマーケティングをすることができるのです。

 

 

ストーリーマーケティングが重要である理由

 

では、ストーリーマーケティングがなぜ重要なのか。

その理由を詳しく解説していきます。

 

 

企業の信念やビジョンがより伝わりやすくなる

 

企業の信念やビジョンが、消費者により伝わりやすくなります。

 

人は感情が動いたときのことは、記憶に残りやすいとされているんですよね。

そのため、ストーリーを用いて訴えることにより相手も情緒的になります。

 

信念やビジョンが伝わらなければ、共感してもらうことはできません。

自慢できる商品やサービスであったとしても、その価値を強引に伝えようとすれば、消費者は売り込みに感じてしまう可能性がありますよね。
だからこそ、想いが伝わるストーリーを取り入れることが大切です。

 

 

企業と顧客の信頼関係を構築しやすくなる

 

人は信頼があるところからしか、商品・サービスを買いません。
そのため、信頼関係はビジネスをする上では必須なのです。

 

また信頼関係は、共感があってこそです。

共感があるからこそ、お互いが分かり合えるんですよね。

 

先ほども言いましたが、商品・サービスの価値をそのまま伝えようとすれば消費者は売り込みに感じてしまい、企業側はただ売りたいんだと思ってしまいます。

 

しかし、ストーリーを通して伝えることでただ売りたいのではなく、商品・サービスの価値を感情を持って知ることで共感し、それを生み出した企業の存在や想いを認識してもらうことができます。

 

ストーリーが生み出す共感が、企業と顧客の信頼関係を構築していくのです。

 

 

新規顧客・ファンを獲得できる

 

ストーリーが生み出す共感や感動で、新しい顧客やファンを獲得することができます。

 

映画でも漫画でも、読んだり見たりしたあとに「この話がすごくよかった」と好感を持っていることはありませんか?

私もよく漫画を読むのですが、初見の作品でも話が面白くて夜遅くにも関わらず、どんどん巻数を読み進めていったことがあります。

 

それは作品の物語に心を動かされ、「もっと読みたい」「もっと知りたい」という欲求が刺激されたからなんですよね。

 

そのため、対象の商品・サービスのことをまだ知らない消費者にも、ストーリーで心を動かして好感を抱せます。
そうすることで、購買に繋げることができたり、そこからファンにすることもできるのです。

 

 

広告に引き込まれるのはストーリーがあるから

 

広告とは宣伝です。

宣伝と分かっているから、自分の興味がないものは見ないですよね。

 

テレビでも大体いいところでCMが入るので、CMがうっとうしい存在に感じると思います。
CMに入った途端、他ごとし出すなんて誰でもよくあるのではないでしょうか。

 

テレビ番組を録画すれば、自由にCMをスキップしますよね。
あれは本当に便利な機能ですが、それだけ広告が見られていないということでもあります。

 

ただ、そんな中でもつい見てしまいたくなるCMがあります。

それが物語形式になっているものです。

 

例えば、auの「三太郎」。

 

桃太郎をはじめとした昔話に登場した人物を中心に、オリジナルな物語が展開されています。

最後にはauのサービスとうまい具合にかけ合わさるのですが、つい見てしまいますよね。

 

 

また、SUBARUの「あなたとクルマの物語」もドラマから始まり、とてもCMとは思えないような作りになっています。

 

このようにCMでもストーリーがあることで、自然と引き込まれて続が見たくなってしまうのです。

 

 

ハッピーエンドのストーリーはドーパミンを生成する

 

ストーリーは人の感情だけでなく、神経反応も呼び起こします。

 

実際にストーリーがなぜ人を虜にするかを科学的に証明した研究結果もあるんですよね。

 

神経経済学者のポール・ザック氏の研究によると、人間の脳はストーリーに触れることでコルチゾールを作り出し、それが共感を促進するオキシトシンを作り出すことがわかっています。

他の研究では、ハッピーエンドのストーリーが人間の脳の報酬を司る辺縁系にドーパミンを放出させるきっかけとなることもわかっているのです。

 

ドーパミンは感情や記憶、思考、意識、理解などの心の機能に関与しているといわれている物質です。

 

そんなドーパミンをストーリーで生成することができるのは、すごいことですよね。

 

 

成功するストーリーマーケティングとは?

 

ここでは、成功するストーリーマーケティングとはどういったものなのか解説していきます。

 

・ターゲットが明確になっている
・興味や関心を引き付ける
・ほかの人に口コミしたくなる
・記憶に残る

 

大きく分けて上記4つになりますが、それぞれ順に見ていきましょう。

 

 

ターゲットが明確になっている

 

そもそも誰に届けたいかターゲットが決まっていなければ、ストーリーが定まりません。
手紙も書く相手が決まっているからこそ、書けるものですよね。

 

また、届け方も変わってきます。

例えば、20代に対しては漫画を通して伝える。50代にはドラマで伝える。
というように相手に刺さりやすい表現をすることができます。

 

マーケティングの基本でもありますが、ターゲットが明確になっているからこそ、より効果的に商品・サービスを伝えることができるのです。

 

そのためどんな人に届けるのかを決めて、どうすれば受け止めやすいのか、伝え方を工夫することが大切です。

 

 

興味や関心を引き付ける

 

ストーリーには人を引き付ける力がありますが、全部が全部そうではありません。

内容が共感できなかったり、つまらないものであれば見ないですよね。

 

漫画でも読者に認められなければ、打ち切りになります。そういうシビアな面もあるんですよね。

 

そのため、思わず見てしまいたくなるストーリーになっているかが重要です。

 

 

ほかの人に口コミしたくなる

 

おもしろいものや楽しいことなど、自分がいいと感じたことは誰かに伝えたくなるものです。

 

「あのラーメン屋すごくおいしかったよ」
「あのアニメ今までで一番感動したんだ」
「あのマッサージでコリが全部解消されたよ」

というように、家族や友達、身の回りの人に自分で良かったものを共有した経験がありませんか?

 

ストーリーもこうした要素があることで、人に口コミしてもらいやすくなります。

 

今はインターネットが普及しているので、多くの人が閲覧する媒体に気軽に口コミを載せることもできますよね。

 

つまり、人の感情に影響を与えるストーリーマーケティングをすれば、広告は使わずに自然と多くの人に口コミで情報が広がっていくのです。

そのため思わず誰かに伝えたくなるようなストーリーにすることがとても重要です。

 

 

記憶に残る

 

人間の脳は興味や関心のないことは、短時間ですぐに忘れてしまいます。

しかし、ストーリーと一緒に情報を取り入れることによって、記憶に残りやすくなるんですよね。

 

例えば、桃太郎や浦島太郎のような昔話でも、皆覚えていますよね?

はるか昔の話にも関わらず、いざ内容を話そうとすれば話せると思います。

 

また、あなたの今までの人生で覚えていることって、楽しかった思い出や辛かったことではないですか?

 

感情的になったことも人は覚えているものです。

 

そのため、人に覚えておいてもらうためには、より感情が動く印象の強いストーリーを考えるといいということです。

 

 

共感を生み出すポイント

 

共感を生み出すことの重要性はここまでお話ししてきました。

 

では実際に、人から共感されるには具体的にどうすればいいでしょうか?

 

 

共感を生み出すためには、以下の3つの要素いずれかが入っている必要があります。

・さらけ出す
・思いやる心
・社会的価値

 

それぞれ見ていきましょう。

 

 

さらけ出す

 

自分の失敗や今までの経験をさらけ出しましょう。

これまでにどんな失敗、苦労があったのか見えた方が人は共感を持ちやすいんですよね。

 

仮に自分とは程遠いような人、例えば年収何十億も稼ぐ社長が過去に自分と同じような失敗をしていたら、なんだか一気に親近感がわきませんか?

 

「こんなにすごい人でも、昔はこうやって挫折していたんだ」と思ってもらうことで、共感することができるようになります。

 

反対に「私は全て成功してここまできました」と言われても、共感はしません。
むしろ疑い深くなってしまいます。だって人間味がないですよね。

 

完璧な人なんていませんので、「私は過去にこういう失敗をしてきました」とさらけ出したほうが共感も信用も得やすいです。

 

 

思いやる心

 

思いやりは人へ伝わります。

思いやる心があれば、熱意をもって相手に伝わるストーリーが作れます。

 

「こんなに教えてくれるんだ」「こんなことまで考えてくれるんだ」「私たちのことをここまで考えてくれるんだ」と思いやりが伝われば、純粋に感動しますし信頼と共感も生みますよね。

 

 

社会的価値

 

社会的価値とはいったい何なのかというと、社会的課題を解決するものであるかということです。

 

決してあなたのビジネスが社会を悪化させるものであってはならないです。

 

例えば、どんなに一部の人に価値がある商品・サービスだとしても、環境破壊するものだったり社会的に認められていないことをストーリーにしてたらどうでしょうか?
誰もいいものだとは思わないですよね。

 

ただ売り上げを上げるためだけのビジネスではなく、世の中をどう変えようとしているかを伝えると信頼と共感に繋がります。

 

 

 

実は神話の法則をもとにストーリーを作ることで、より人を引き付けるものになります。

詳しく知りたい方は、こちらをご覧くださいね。

 

 

 

ストーリーマーケティングを成功させるためのポイント

 

それでは、ストーリーマーケティングを成功させるためのポイントをお伝えしていきます。

 

ポイントは次の5つになります。

・ニーズを把握しておくこと
・合理的な提案をしないこと
・失敗を伝えること
・感情移入できる人物がいること
・誰でもわかるストーリーにすること

 

それぞれ作成するうえで参考にして見てくださいね。

 

 

ニーズを把握しておくこと

 

ビジネスで大切なのはニーズを把握しておくことです。

 

ニーズを把握しなければ、当てずっぽうでマーケティングすることになりますので、無駄なコストもかかれば結果も出ません。

お客さんはどんなものを求めているのか、何に困っているのかをまず把握し、そこにむけてマーケティングを展開していきます。

 

そうすることで商品・サービスも需要があって必要性のあるものになりますし、刺さるストーリーが作れるようになります。

 

 

合理的な提案をしないこと

 

価格や機能といった合理的なものは、注意を引くことはできます。
しかし、肝心な記憶には残ることはありません。

 

例えばカメラを売る場合。
他のメーカーよりも価格が安い、機能性が優れているということを伝えるのではなく、孫と遊んだときにキレイで鮮明な思い出を残すことができる、といったストーリーを入れることによって具体的な価値をイメージさせることができます。

 

イメージさせて、感情につながることができれば相手の記憶に残りやすくなります。

 

 

失敗を伝えること

 

先ほども少し触れましたが、失敗をあえて伝えるのです。

 

失敗を伝えると信頼がなくなるんじゃないか心配だという方もいるかもしれません。
しかし、完璧な人は世の中にいませんし、誰にでも失敗はあるものです。

 

商品・サービスもメリットばかりを伝えていると、「そんなにうまい話はない」と妙に疑い深くなりますよね。
どんなものでもメリットとデメリットは存在するのに、いいことしか言わないと相手と距離感が生まれてしまいます。

 

そのため、ありのままを正直に伝えることでその誠実さが信頼に繋がっていきます。

 

 

感情移入できる人物がいること

 

映画にもドラマにも漫画にも、必ず感情移入できる登場人物が出てきます。

それは、見ている人を感情移入させて物語の中にどっぷりつかってもらうためです。

 

それと同じように、自分を反映させることができる物語にすることで、その人物に代わって体験することができます。

 

仮に主人公ではなかったとしても、その中に感情移入できる人物を登場させることを意識してくださいね。

 

 

誰でもわかるストーリーにすること

 

どれだけ魅力的な内容であっても、相手に伝わらなければ意味はありません。

わかりやすいシナリオにすることによって、多くの人の共感を得ることができ、拡散されやすくなります。

 

難しい設定や凝ったシナリオにはせずに、まずは誰でも理解できるストーリーにすることを心がけましょう。

 

 

誤解されやすいストーリーの本質

 

これまでお伝えしたようにストーリーはうまく活用すれば、顧客やファンを増やし、ビジネスをさらに大きくすることが可能です。

 

しかしその反面、本質を見違えて誤解したまま活用している人もいます。
それではストーリーの効果を最大限に発揮できません。

 

そうならないためにも、ここでは本質をお話ししていきます。

 

 

時系列に並べればいいわけではない

 

シナリオを作成するときによくやってしまいがちなことの一つに、何が起こったかを時系列に並べることがあります。

 

例えば、「なぜこの会社を年商10億円以上の会社にすることができたのか」というストーリーを起業当時から現在、未来と時系列でただ伝える。

確かにそう構成しても内容は伝わりますが、印象には残りません。

 

シナリオを作る準備として要素を時系列に沿って集めていくことは必要ですが、時系列に並べただけでは内容が客観的になってしまうんですよね。
それでは人を引き付けることは難しいでしょう。

 

そうではなく例えば、冒頭を「私は会社を倒産寸前まで追い込んだのです…」という始まりにすれば、先が気になりませんか?

 

時系列で言えば、その局面は起業して試行錯誤しながらビジネスをやっていく中で起こったことかもしれないです。

しかしあえてその場面を冒頭に持ってくることで、インパクトを与え、読み手を引き付けることができます。

 

あくまで目的は人を動かすことです。
そのため、まずはストーリーに引き込むことができるかどうかが重要なのです。

 

 

ただ事実を伝えるのではない

 

ストーリーと言ってもただ事実を伝えるだけでは、人の心を動かすことは出来ません。

では、人を動かすために何が必要なのでしょうか?

 

 

それは、ビジョンを見せることです。

 

人は自分がどう変わることができるのか、その未来をイメージできたときに行動します。
そのため、その商品・サービスによって相手をどのように変えるか、社会をどう変えるかを明確にイメージさせることが重要です。

 

「この商品・サービスではこんなことができるようになります」というようにただ事実を伝えるのではイメージは膨らみません。
相手が今まで想像もしなかったような新しいビジョンを見せることで、感情を動かして共感を得ることができるようになります。

 

 

ストーリーマーケティングの成功事例

 

それでは、実際にストーリーマーケティングを活用している事例を見ていきましょう。

 

この手法は多くの企業が取り入れていますが、ここでは代表的な4つの事例をご紹介していこうと思います。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

 

レッドブル

 

レッドブルは、「Red Bull 翼をさずける」というキャッチコピーで宣伝をしています。

 

多くの人がレッドブルのCMを見たことがあると思いますが、レッドブルのCMはとてもユニークなアニメーションで、見ている人を飽きさせません。

 

レッドブルを飲むことによって、信じられないパフォーマンスを発揮して困難なことも達成することができるというメッセージを発信するシナリオになっています。

CMの中では、レッドブルが他社のドリンクに比べてどのぐらい美味しいのか、どんな成分が含まれているのかなど、商品に関する内容はまったく伝えていません。

 

 

エナジードリンクとしての機能性を伝えずに、飲むとやる気がみなぎるシナリオを描いたこのCMは、ただエナジードリンクという商品を売っているわけではないんですよね。

 

自分の限界を超えて通常では達成できないことをするために「あなたに翼を授ける」ことができるストーリーを伝えることで、飲んだあとに変わる自分をイメージさせています。
それが購買意欲に繋がっていくのです。

 

商品に自信があるときこそ、機能性を論理的に伝えるのではなく、レッドブルのアニメーションのような伝え方を参考にするといいでしょう。

 

 

Amazon

 

AmazonのCMでは、AmazonPrimeを取り入れた幸せな日常風景を表現して、見ている人に提供する未来を想像させています。

 

一般的なCMは安さや便利さなどのをアピールしていますので、Amazonであれば翌日配送や豊富な品揃えをメインに押し出したいところですよね。
しかし、このような合理的な訴えはしていません。

 

幸せな日常生活の様子だけをストーリーとして伝えています。
そうすることで、AmazonPrimeを通して自分もこんな幸せな日常生活を送れるだろうとイメージさせて、期待感を与えているんですよね。

 

 

また、Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスもストーリーをすごく大切にしています。

というのも、役員会議のために用意した20枚の資料は、直前でたった6枚のストーリー仕立てのものに変更したんですよね。
20枚もある資料を6枚にするなんて、想像しただけでとても大変だと思います。

 

しかし、ストーリーを重要視しているからこそ、手間がかかってでも変更したのでしょう。

 

 

JT

 

JTのCMでは、「ひとのときを想う」というキャッチコピーがあります。

 

CMはよくテレビで流れていますよね。
「想うた」シリーズという形で歌に載せながら、社会人の仕事や恋愛、親との関係など話が展開していきます。

 

昔と比べて今は喫煙に対する見方が変わっていき、禁煙場所も増えてきています。

そのため、喫煙者の人も非喫煙者に対する意識が変わっています。

 

JTの「ひとのときを想う」というキャッチコピーは、喫煙者にとって普段から感じていることや人と会うときに感じる想いを表現しているんですよね。

今はたばこのCMは見ませんが、人はみな違うから思い合うことが大切だとストーリーを通して伝えています。

 

 

アフラック

 

アフラックの保険でもストーリーを伝えているCMがあります。

 

とある兄弟のお話です。

 

ある日、父親がガンになった。

大切な家族がガンになったときにできる限りのことをしてあげたい。

ガンは不治の病とされていた時代。そのためガン保険がなく、経済的に苦しかった。

そんな経験もあったことで、ガンによる経済的な苦しみから多くの人を救いたいという思いが芽生える。
そして、日本初となるガンに特化した保険を始めた。

 

簡単に言えばこのようなストーリーです。

この話を聞いてどう思いましたか?

 

 

「もともとは自分たちがガンに苦しんだ人たちだったんだ。だからガン保険を始めたのか」

というように共感してしまうのではないでしょうか。

 

こういったストーリーでアピールすることで、商品やサービスの特徴だけでなく、会社の想いを伝えることができるのです。
それが会社のファンを生み出していくことに繋がっていきます。

 

 

Kookey

 

インドネシアのバナナをフィーチャーしたスナックブランドKookey。

 

バナナケーキやバナナジャム、バナナアイスクリームなどの商品があります。
これらの商品は、美味しさと健康的な栄養バランスをうまくとっているんです。

 

それは、日々の子どものおやつ習慣をより健康的なものにすることを目的としているからなんですよね。

 

しかし、子どもは健康を気にしません。

そのため、ターゲットである子どもたちに向けてこのような商品を展開するために、商品に関するストーリーをあるコンテンツで表現しました。

 

コンテンツとは、商品そのもの以外のことです。
子どもはそれで心を掴まれるのです。

 

商品のおまけのおもちゃやキャラクター、世界観を設定し、ストーリーをつけることで商品の魅力を自然に伝えることができます。

 

コンテンツが面白いものであれば、子どもたちはそれにつられて親におねだりします。

 

商品を買うのは、子どもではなく親です。

だからこそ、子を持つ親たちには健康面で商品の価値を伝えているのです。

 

 

Facebookの創業

 

Facebookを創業したマーク・ザッカーバーグ。

彼の創業ストーリーは、ノンフィクションで有名な話です。

 

マーク・ザッカーバーグが大学時代に開発したFacebookは、様々な企業から評価されました。
そして、多くの企業がFacebookの買収に乗り出したのです。

 

そのため、創業時のメンバーたちは大きな利益を得るためにFacebookを売却しようと考えました。

 

しかし、マーク・ザッカーバーグは違いました。
目先の利益のためにFacebookを手放すことはしなかったのです。

 

彼にとって利益より、Facebookが世界をオープンに繋げることの方が大切でした。

 

 

この創業ストーリーは映画化もされ、さらにFacebookは成長していきます。

 

どのような思いで商品や企業を作ったのかを伝えることは、人の心を動かすきっかけになるんですよね。

結果的に多くのファンを増やすことができるのです。

 

 

 

まとめ

 

今回は、ストーリーマーケティングとは?成功のポイントと事例を紹介というテーマでお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。

 

ストーリーマーケティングを取り入れることで、売り上げはもっと上がり、顧客やファンも増やすことができます。

なぜなら人はストーリーが大好きで、心を動かされるからです。

 

従来の宣伝方法と違い、商品・サービスを手にしたあとの未来もイメージさせやすいです。
また、共感を生み出すことで企業の信念やビジョンもより伝わりやすくなります。

 

人はストーリーで引き付けられるからこそ新規顧客やファンもできますし、顧客との信頼関係も続いていきます。

 

 

今はインターネットが発達し、誰でも気軽に情報発信ができる時代です。

だからこそ、ストーリーマーケティングを活用することで多くの競合の中から、選んでもらうことが可能になります。

 

有名な企業も実際に使っている手法ですので、あなたもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

ストーリーはあらゆる媒体で活用することができます。

例えば、メルマガも物語形式にすることで、続きが気になり読まれやすくなったりします。

 

もしメルマガの開封率、クリック率で悩んでいたら、早速取り入れてみてください。

 

そもそもメルマガを送る読者が集まらないと悩まれている方は、メルマガ読者を10万人集めた13の方法を特別でプレゼントしていますので、こちらから受け取ってくださいね。

 

 

 

【売り上げが上がるノウハウ満載!ストーリー作成に役立つ人気記事】

 

人を引き込むストーリー(物語)の作り方【9つのステップ】

ビジネスに物語を活かす!神話の法則とは

見込み客に価値を伝える!ストーリーを構成するテンプレート

 

 

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