キャッチコピーの作り方とウリを伝える4つのコツ
突然ですが、「鬼滅の刃」ってご存知ですか?
週間少年ジャンプで今人気の作品になります。
鬼になった妹を人間に戻すため、鬼と戦う少年の話です。
あの作品のキャッチコピーは今とてつもなく読者を混乱させているんです。
知らないという人は調べてみてください。
言葉を切る部分によって意味合いが全く変わり、物語の最終局面にきている今改めてそのキャッチコピーのワードの強さと意味に圧倒されます。
ネットで調べるとキャッチコピーと話を絡ませた考察も出てきます。
とても読んでいて面白いのでぜひ読んでみてください。
このようにブログや広告などでついつい気になって見てしまうような目を引くキャッチコピーと出会ったことはありませんか?
大企業の商品だったり、大きな看板広告だったり、調べものをしていて検索してみると一番上に出てくるブログだったり。
言葉で人々を簡単に魅了したり、引き寄せたり、謎に包みこむキャッチコピー。
実はコツを掴めば簡単にキャッチコピーが作れちゃうんです。
そこで今回はビジネスで使えるキャッチコピーの作り方とウリを伝える4つのコツについてお話していきたいと思います。
Contents
キャッチコピーの役割
まずはキャッチコピーの役割から紹介していきます。
役割がわかればその重要性を理解できます。
また、もし作ることに困難したとしてもまず原点に戻れば何かヒントが得られるかもしれないためです。
認知
物語には始まりがあります。
いきなり友達になったり、冒険に出たりすることはないですよね?
それと同じで商品との関係の始まりを作らなければなりません。
デザインや特徴・使い勝手なども認知してもらううちの中にあり、他にも仕方は様々ですが、キャッチコピーも認知の1つになります。
そしてキャッチコピーの中でメリット・強み・ベネフィット・競合優位性などを知ってもらうことにより、商品についてより理解をして頂けるようにするのです。
興味を持たせる
物があふれている世の中で、その商品に興味を持たせることはとても難しいですがとても重要になっていきます。
元々その関連商品が好きで興味が湧くのなら話が早いですが、全く興味がない状態からのスタートは大変です。
なぜなら興味を持たせるには気づきを与えたり、共感意識を持たせなければならないからです。
お客様の好奇心をどうくすぐるのかが鍵になります。
必要性
必要じゃないと感じるものは当たり前ですがいらないですよね。
目の前にあっても使わないですし。
例えば、機械や電子機器に疎い高齢者は難しい操作が必要なスマートフォンを買おうと思いません。
ですが、そんな人でも簡単に操作できるというメリットがあり「あなたに合っている」「あなたの生活には必要なのだ」ということを伝えることができなければ必要だと感じません。
必要性を感じてもらうためには誰からも必要とされるように作るのではなく、商品を使えば悩みが解決するなどという「特定のお客様」に向けて発信することが重要です。
購買意欲を高める
買える値段であったり環境であっても購買意欲がなければ購入はしません。
買いたいと思っていてもなぜか買わずに終わってしまう状況から脱出させなければなりません。
自分だったらどうすれば買いたくなるのか、どんなことを言われたらいつも購入しているかを考えます。
自分自身がお客様側に立って気持ちを沿ってみることも大切です。
キャッチコピーの作り方
ターゲットを絞り込む
まずターゲットを絞り込みます。
何にでも言えますが、誰からも好かれようと作るものは結局誰にも届かないのです。
そしてターゲットを決めればキャッチコピーを作る前段階であるコンセプトも作りやすくなるので、ターゲットはしっかりと決めましょう。
ターゲット像は具体的に、そして明確に設定するようにしましょう。
明確と言われても実際にどうすればいいの?と迷ってしまう人もいると思います。
答えは簡単です。「悩みを明示すること」と「緊急の問題に応える」のです。
●なんでも切れる包丁→主婦
●きれいに染まる白髪染め→中年男性
こうしてあげることで、自分がどうなれるかが想像しやすくなりユーザーの心に刺さりやすいキャッチコピーになります。
商品をすぐに理解できるように伝える
商品がどんな特徴をもっているのか、性能があるのか、その人にとってどんな利点があるのかを理解できるように作らなければなりません。
ですが商品の機能や特徴などをつらつら書いているだけではキャッチコピーにはなりません。
ユーザーは自分の悩みや問題がこの商品を使ってどう解決されるのか?を知りたいのです。
なので商品により悩みや問題が解決されることで、いったいどんな未来が訪れるのかを示してあげるます。
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→真面目にずっと聞いていなくてもいい。聞き流すだけでいい。
具体性を上げるために数字を入れる
具体性を入れて想像がつきやするためには数字が重要になります。
ユーザーが明確なイメージをもてるようになるからです。
また、数字には人の目線を引き付ける力があります。
数字を細かく刻むことで数字によりリアリティーを出すことができます。
こうすることでキャッチコピーの具体性を上げる事ことができます。
また「数量限定」や「期間限定」と入っていると緊急性が増し、早く行動しなければと思うようになります。
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ウリを伝えるための4つのコツ
ターゲットが抱える問題を解決する
まずはターゲットが抱える問題を解決するために、商品やサービスなどについてお客様が抱える不満や不安を考えてみましょう。
客観的に見る事が大切です。
難しいのならば、友人や取引先の方に聞いてみるのもいいですね!
次に提供している商品やサービスの得意なことや自慢できること、他社とは違う特徴を上げていきます。
つまり、商品で得られるメリットですね!
消費者の悩みと商品の特徴・いいところを比較することにより、お客様の悩みに対して理解できるようになります。
響かないキャッチコピーにならないためのポイントにもなります。
ここで再度書き出したものがターゲットに対してメリットのある情報なのかを考えます。
そして、その問題に対して解決方法を生み出します。
その問題と解決方法を上手くキャッチコピーに入れ込みます。
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問題→漢字が苦手な人
解決方法→1か月で合格できる勉強方法
ギャップを組み込む
ギャップというのは、お客様が思っている先入観や間違えた常識のことを指します。
その業界のプロであるあなたがその常識を否定することで、お客様は「じゃあどうすればいいの?」と興味を引かれます。
お客様の思い込みや先入観を否定することにより、疑問が生じその答えを知りたくなるのです。
●「完全に起き上がるのは間違っていた!?正しい腹筋(クランチ)のやり方」
→学生時代から指導されてきた腹筋のやり方が違う?何がいけないんだろう?
●「叩いて染みこませるのは肌を悪くする?化粧水の効果を高める方法」
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簡単性や即効性を伝える
難しいことを長々と言われても、理解するのに時間がかかってしまいますよね。
それにすぐにできなければ調べた意味がないと感じてしまうようなこともあります。
このように手間がかかったり大変だったりするとなかなかユーザーの心は動きません。
そこで行動にブレーキをかける「めんどくさい」や「続けられない」「疲れる」という要素を取り除いてあげます。
どのくらいで効くのか、どのような効果があるのかを簡素にわかりやすく伝えることが必要になるのです。
サプリメント
「飲むだけで体重−20kg!?」
→飲むだけなら運動などはしなくていい。
ですが、大げさすぎても信頼度が落ちてしますのでほどほどにしましょう。しっかりと事実を伝えましょう。
ベネフィットを明確に
そして最後にベネフィットが明確がどうかを確認します。
どういうことかというと、商品の特徴だけを並べたキャッチコピーはユーザーからは魅力を感じないため、ベネフィットという商品やサービスを通じて得た満足感や変化などの「使用した人の未来が描けているか」を確認することが重要になります。
メリットとはどう違うの?と思う人がいるかもしれません。
メリットは商品やサービスの強みや特徴だけを表しています。
それだけでは自分がその商品を手にしてどう変わるのかは想像しにくいですよね。
お客様の想像を手助けするためにベネフィットがあると考えてください。
一眼レフカメラ
× 重さ・画質・性能
〇 写真や動画を撮る楽しさを伝え、家族や友人とのコミュニケーションがとれるイメージを作る
まとめ
いかがでしたか?
キャッチコピーは短い言葉ながら作るのが難しいです。
そして選んだ言葉次第で売り上げやイメージが大きく変わります。
誰かの行動を変えるような素敵なキャッチコピーを作れるように、このサイトで学んだキャッチコピーの作り方とウリを伝えるコツを活用していってください!
次回もお楽しみに!