顧客を獲得できるオプトインページの作り方とコツとは?
広告を出したり、メルマガを配信したり、様々なことをしていると思います。
「顧客を獲得する」ということが一番ビジネスにおいて大きな壁です。
最近私の知り合いが楽器店を開いたのですが、まず知ってもらう事も難しいし、人を集める事も難しいと話を聞きました。
あらゆるSNS、ホームページ作成、ブログなどをやって対策を試みていました。
そんな悩みを解消できるものの中に「オプトインページ」というものがあります。
皆さんは想像つくでしょうか?
今回は顧客を獲得できるオプトインページの作り方とコツについてお話していきたいと思います。
Contents
オプトインページとは?
「オプトインページ」とは簡単にいえばお客様情報を取得するための入力フォームが設置してあるウェブサイトのことを言います。
そうなんです。
皆さんが良くサイトでみる登録画面のことです。
メルマガ登録の際にもよく見ますよね。
オプトインページがあることによって、お客様の情報を得ることができ、情報を配信することができます。
ではなぜオプトインページは必要なのでしょうか。
それは、先ほどお話したように「顧客リスト」を手に入れることができるという点が一番大きいです。
顧客リストがあればSNSの更新情報や、新商品発売のお知らせなど、こ
ちらが情報を配信したい時に案内を送ることができます。
SNSを更新しても流れてしまったり、見てもらえないことが多いですが、
「更新したよ。」と連絡することによって格段に目に触れることが多くなるのではないでしょうか。
顧客に合わせたツール
ただオプトインページでお客様の情報を集めるだけではいけません。
お客様が目を通しやすいもの且つ、商品にとって有効な配信の仕方に使用できる、
顧客情報を得なくてはいけません。
例えば、配信方法として「冊子」を使うならば
必要なのはメールアドレスではなく、住所やお客様の名前です。
この2つの情報があれば、お客様のもとへ情報を提供する事ができます。
また、PDFで配信の場合はお名前とメールアドレスを取得する。
などその先の配信するツールによって得る情報を変える事が大切です。
そしてその商品を求めている顧客に合わせてツールを決めていく事も重要となります。
今は多くの人がスマートフォンを持っていますから、ライン@を使用するところも多いです。
オプトインページの作り方とコツ
オプトインページについて詳しくお話させて頂いたので、
次は作り方と作る際のコツについてお話したいと思います。
オプトインページの作り方
1.ターゲット設定
2.リードマグネット作成
3.ヘッドライン作成
4.画像作成
5.社会的証明を表記
6.CTA作成
7.オプトインフォーム埋め込み
以上で作る事ができます。
顧客獲得に繋がるオプトインページの作り方を順にご説明します。
1.ターゲット設定
最初に顧客のターゲットを設定します。
どんな人に届けたいか具体的なイメージを上げてみる事が大切です。
たくさんの人に届けたいと考えてしまいがちですが、ターゲットを絞ることによって、
今後も関係を築く事ができる人に出会えます。
ターゲットを絞っても本当に興味がある人は登録してくれます。
2.リードマグネット作成
リードマグネットとは、「手間をかけて情報を登録することを引き換えにしても欲しいと感じるもの」のことです。
お客様にとって価値のあるものを挙げてあげる事が大切になってきます。
例えば、写真編集ソフトだった場合「今だけ1ヶ月無料体験実施中」と書いてあったら、
無料体験がないソフトよりもこっちを選びませんか。
無料体験があるなら登録しようという気持ちになりませんか。
あまり気持ちが注がれないものだったら時間をかけて登録しようと思いませんよね。
顧客が喜ぶものにしましょう!
3.ヘッドライン作成
ヘッドラインは最も重要です。
誰に届けたいのか、どんなことで困っている人に届けたいのかを示していきます。
思わず、「知りたい」「解決したい」と思ってもらえることを書くことがポイントです。
例えば、
「朝の身支度時間を短縮!寝癖がつかないヘアケアとは?」
のような感じで、続きが気になるような書き方をしても効果があります。
4.画像作成
商品の写真や、イメージできる写真を使います。
視覚的情報があることによって、文字を読んだだけよりも、想像ができます。
写真があるのとないのでは、印象が違いますよね。
それと同じことです。
初めて行くレストランで写真が載っているメニューと、載っていないメニューでは注文するときの不安感が違いますよね。
「イメージと違った」なんて事もあるのではないでしょうか。
写真がある方が安心して注文ができますよね。
5.社会的証明を表記
お客様からのレビューやデータなどを掲載することによって、実績の証明になります。
また、信用を得る事ができます。
「こんなに良いと他の人が言っているならば」と思って登録してくれる人も増えます。
私は何かネットで買い物をするとき、様々なサイトで調べ、評価やレビューを見てから購入を決めます。
先ほどの写真を載せる事と同じで安心材料になります。
6.CTA作成
CTAとは「Call To Action」の略になります。
お客様に登録をしてもらえるような案内、道筋を作るものです。
「メールアドレスを登録してください。」よりも
「メールアドレスを登録して、クーポンを受け取ろう。」
の方が、何故か登録する気になりませんか。
このように登録してもらう工夫が必要です。
7.オプトインフォーム埋め込み
以上のことをする事ができたら、オプトインフォームを埋め込みして完成です。
お客様に選んでもらうオプトインページを作るのは、結構大変です。
次は一目置かれるためのコツについて少しお話しします。
ターゲットを決める
先ほどの作り方に出てきた「ターゲット設定」こそがコツです。
特定の人へ向けて書く事で、ミスマッチを防ぎ、商品の成約率が上がります。
自分の悩みが解決するようなものだったら思わず、登録してしまいますし、そうではなかったらそのままスルーします。
例えば、「長持ちする調理器具」を販売していたら、「主婦」「飲食店」をターゲットにしたり、
「お値打ちなパソコン」は「学生」をターゲットにしたり。
具体的にすることが大切です。
自分が届けたいと思う人にだけ響けばいいのです。
シンプルにする
オシャレで、デザインが良いものの方が良いのではないかと考えやすいですが、
短いページであり、届けたい事が簡潔にまとまっているシンプルなものにしましょう。
デザインがオシャレでも、だらだらと書かれていたらなかなか読む気にならないですよね。
私は割とデザインとかを見てしまう身なので、デザインに惹かれる方もいるかもしれませんが、この場合は内容の方が大切なのでシンプル且つ、わかりやすい事が重要です。
不要なリンクはつけない
オプトインページはお客様に登録していただいて、お客様情報を得る事が目的なので、
誘惑されてしまいそうなリンクは貼らない方が良いと言えます。
しっかりとオプトインページを見て登録してもらうところまでがミッションです。
不要なメニューバーやフッターは非表示にしてお客様に「登録する」ということに集中してもらいましょう。
せっかくオプトインページを開いてくれたのに登録してもらえなかったらもったいないです。
お客様を逃さない工夫を凝らすことが大切です。
3つのコツを使い心惹かれる物を目指していきましょう。
顧客獲得から得られること
登録してもらいお客様情報を得る事ができ、「顧客」を獲得できたならば、
「リストマーケティング」をする事ができます。
顧客リストを使用して情報を配信すると、リピーターとなり継続的にお客様と繋がる事ができます。
一度商品を購入して「良かった」と感じた方は次からは、
「あなたの価値」を感じて買ってくれます。
これは最初にターゲットを絞って本当に届けたい人に届ける事ができたときに成り立ちます。
もし、ターゲットを絞らずに偶然にも一度購入してくれたとしても、次また購入してくれるとは限りませんし「思っているものではなかった」場合登録を解約することも考えられます。
本当に届けたいお客様を顧客に迎え入れる事ができたら、お互いにこれからもずっと良い関係を持つ事ができます。
まとめ
今回は、顧客を獲得できるオプトインページの作り方とコツについてお話してきましたがどうだったでしょうか?
3つのコツ
ターゲットを決める
シンプルにする
不要なリンクはつけない
を使うことによって本当に届けたいお客様と繋がる事ができ、お届けする事ができます。
また、お客様と良き関係を築き続けることができます。
なんとなくで作りがちな登録ページですが、工夫することによって顧客獲得に繋がるということを覚えて頂ければ幸いです。
是非、顧客を獲得できるオプトインページの作り方、コツをあなたのビジネスで活用してみてください。