口コミで紹介したくなるセミナーの特徴とは

ホームページだったり、情報サイトだったり、口コミだったり。
色んなものを見ますが、その中でも口コミってかなり大きい存在ですよね。
実際に参加したり行ったことのある人の意見って信憑性があるように感じますよね。
その場で感じたことなのですから、信じるのも当然です。
消費者からみてそれだけ影響のあるものとあれば、無視できないですよね。
そしてできればいい口コミを発生させて利用できたらいいですよね。
特にセミナーやイベントなんかは口コミから知ってもらうことがあるので、気になるところです。
というわけで今回は口コミで紹介してもらえるセミナーの特徴について紹介します!
Contents
口コミがしたくなる瞬間はいつ?
そもそも人はどんな時に口コミをしたくなるのでしょうか?
私が最近した口コミは美容院のものでした。
望んだカラーをしようとすると予算を超えるから、予算の範囲内で要望に一番近いものを再現できるように尽力してくれました。
かなり無茶ぶりのような内容だったにも拘らず真摯に対応してくれて非常に嬉しかったのです。
人は感情を揺さぶられると誰かにその話をしたくなる傾向があります。
私もまさにそうですね。自分を思って尽力してくれたことに感情が揺さぶられたわけです。
ではどんな時に感情を揺さぶられるのか見ていきましょう。
心から感動したとき
皆様も経験があるのではないでしょうか?
- 演劇を見てあまりの素晴らしさに家族にその感動を話した
- 食事をしに行ったら店員の対応が素晴らしくて友人に話した
- 講演会で聞いたことが胸に響き知人に話した
どれも何かしらの「感動」があるわけですね。
人は感動したときに思わず誰かに話したくなるのです。
ただし、心から感動しないとよっぽどのお喋りでもない限り口コミしてもらえません。
自分に利益があるとき
例えばSNSなんかで特定のハッシュタグをつけて投稿するとプレゼントが当たる!なんてキャンペーンを見たことありませんか?
例えばちょっと気になっていた商品だったり、なかなか手が出せないけど欲しい商品だったりすると思わず投稿してしまったりしますよね。
こういった自分に損がなく利がある可能性が高い時、もしくは利がある時に人は情報を共有します。
結果としてそのものを広げているわけですから口コミといえますよね。
飲食店でもSNSのアカウントをフォローしていいね!をしたり共有したり投稿すると料理を1品プレゼントするというキャンペーンを行ったりします。
批判する時
何か酷く気分の悪いことがあった時、それを誰かに話したくなることはありませんか?
- レストランの店員の対応が悪かった
- 受付の人が愛想悪いし声が小さくて困った
- 病院でろくに話も聞かずに診察して決めつけられた
などなど、不満に思ったり不信感を抱くとそれを人に伝えて、自分が正しいかを確認したくなるのが人間というものです。
嫌だと思ったことを共感してもらって消化したいのでしょう。
これはあまりわざわざされませんが、度が過ぎた場合や自己主張の強いタイプの人の場合すぐに発信されます。ただのわがままのような内容もありますが、基本的に無視していい意見ではないことが多いですね。
人は良くも悪くも情報やその時の感情を共有します。それが口コミとなるわけです。
口コミは大切?
基本的に口コミは主観的な意見が多いです。
一見あまり参考にならないように思うかもしれませんが、その時の状況と書いた本人の感情が書いてあるため他者からの共感を得るわけです。
そのため悪いものが多いと「あまり良いところではないんだ」と思われて信用を失ってしまうわけです。
逆にいい所や感謝の意見があれば、それだけでも信用度がぐっと上がります。
たかが口コミと思うかもしれませんが、見た側はその感情に移入して判断するので絶対に無視できないものなのです。
同業者や専門家の意見には移入しにくいですが、同じ立場であるお客さんの意見は容易に移入できてしまうのです。
悪い口コミが付く場合は即座に対応することをおすすめします。
口コミで紹介されないセミナーの特徴
口コミの大切さを理解していただけましたでしょうか?
冒頭でも触れましたが、セミナーは口コミがあるとないとでは集客に差ができるわけですね。
口コミがされないということは、お客様から選ばれないという事です。
お客様から選ばれて先ほど話したような感情を揺さぶることができれば口コミに繋がります。
ではなぜ選ばれず口コミもされないのでしょうか?
4つの特徴を紹介していきます。
差別化できていない
「このセミナーを選ぶ理由がない」
とも言えます。
差別化できていない=他のセミナーとの違いがなく、わざわざ選ぶような理由がないという事です。
何かを選ぶ時って決め手がありますよね。
例えばマクドナルドとロッテリアが並んでいたとして、どちらも似たようなメニューを置いていますがそれぞれ特徴があります。選ぶ理由は普段よく行くからとか、お気に入りのメニューがあるからとか、好みだとかいろいろありますが、何かしら理由があります。
これはどんなものでも当てはまることで、わざわざそれを選ぶだけの理由というものがないのに選ぶことはまずありません。
自分の中でいいと思ったから選ぶわけです。
この「いい」と思わせるポイントを作ることが差別化です。
選ぶ理由がないものに参加する訳がないですよね。人を呼びたいのであれば必須の条件です。
何をするのかわからない
たまにこのセミナーで何を教えてもらえるのかわからないという事ってありませんか?
そんな広告を見ていきたいと思うのでしょうか。
思いませんね。
人間は知らないものに対して恐怖を抱きます。自分に害があるのか、自分に対して何か攻撃をしてくるんじゃないか、何か損をするんじゃないかなどたくさんの不安を感じるわけです。
そんな感情で参加してくれるわけがないですよね。
どんな人がどんな話をしてくれるのか、どんな人に向いているのか、どんな風にやるのかなどこちらの情報を与えて判断できるようにしなければなりません。
実績がない
今までの実績がないと、紹介することが非常に難しいです。過去の情報などの判断材料がないということになるわけですから。
何かを紹介したとき、特に人を紹介したときって「どんなことをしているの?」とか経歴や実績の情報を求められたことはありませんか?
過去に成功しているとそれだけで信用度に差が出てきます。
初めて行うときでも何かしらの経歴はもっておくことが大切です。
成功した例があるという事は人に紹介するときに非常にいいアピールポイントになるわけです。
それがないとなるとよっぽど惚れ込んでもらわない限りは紹介されにくいでしょう。
メリットがわからない
恐らくこれが1番よくないのですが、このセミナーに参加するメリットがわからないと思われたら口コミどころじゃありませんよね。
そもそも選ばれません。
自分に利益があったり感動したりしないと人は口コミをしてくれないのです。
利益も感動もなくメリットもなければ最早忘れられていくだけですね。
このセミナーを受けて得られる利益は何か?をしっかり伝える必要があるでしょう。
口コミで紹介されるセミナーの特徴
紹介されないセミナーについて書きましたが、では反対に選ばれ口コミされるセミナーはどんな特徴があるのでしょうか?
5つ紹介していきます。
オリジナリティがある
まずはオリジナリティです。
そのセミナーならではのポイントがあるかどうかですね。
これがあるという事は差別化ができているということになります。選ぶポイントがあるのですね。
例えば、うどん屋さんがあったとします。そのお店はネギやショウガ、天かす、汁をセルフで好きなように盛り付けられます。他にもうどん屋さんはありますが、そのサービスをしているのはそのお店だけとなったら行きたくなりませんか?
ここでしか知ることができない知識や情報だったり、ここでしか得られないものがあるとなれば人はいきたいと思いますし、誰かに共有して自慢をしたくなったりするでしょう。
選ぶ理由を提供することが集客においては大切なポイントであり、口コミをしやすくなる要素になります。
特別感がある
例えば、〇周年・発売記念・生誕〇年などと聞くと少し興味を引かれませんか?
なんとなくおめでたいと思いますし、少し応援しようかなという気持ちになります。
こういった特別感があることも差別化の一つとして考えればよいでしょう。
いかに自分を選ぶ理由を作るかというのが本当に大事なんです。そうして選んでから感動を提供できれば口コミは勝手に広がります。
また、この応援したくなるような宣伝の仕方というのも口コミをしやすくする要因だといえます。
目標が明確
セミナーの場合は集客人数などになるかと思いますが、そういった目標を明示しておくことも有効とされています。
何を達成したいのかがわかると人間は応援したくなります。ゴールを明確に見据えているのでどこまで応援していいかがわかりやすいですね。
もっと言えば、その達成率を明示しておくと良いでしょう。
達成されていたらそれに対して「おめでとう」と言われますし、達成されていなければ「頑張れ!」と応援してもらえます。
その応援が口コミになることがあるのです。
集客予定数を明かすものはあまりありませんし、達成率を明かすところはもっと少ないですが、一度試してみてもいいかもしれません。
こちらの動画でもその点に触れていますので、より詳しく知りたい方がご覧ください。
実績がある
数字として出ている実績が1番効果的です。
実績というのは誰かに紹介するときに1番手っ取り早く凄さを伝えられる要素なのです。何をしているのか、何を達成したのかなどの情報があるだけで「すごい人」「ちゃんとしている」などの印象を与えることができます。
それだけ実績というものは判断の材料として選ばれるのです。数字など誰でも判断しやすいものは特に選ばれます。過去にあった事実が成功しているとなれば信用度が高くなるのも頷けますよね。
メリットがはっきりわかる
そのセミナーに参加して、得られるものがはっきりしていると判断しやすいですよね。
求めているものだった場合それを選びますし、周りに求めていそうな人がいたら紹介します。
例えば、日焼け止めが売っています。「これはとにかく肌を守ってくれるよ!」と言われて買うでしょうか。「これはspf50あるから、数時間は塗り直さなくていいよ!ジェルタイプだから伸びも良くてたくさんつける必要がないよ!」と言われたらどうでしょう?塗り直しの回数が少ないし少量で済みそうだというメリットがありますよね。
このように何がどういいのかというメリットがはっきりしていると選びやすくなるわけです。
メリットがわからないとそもそも人が来ないという話をしましたが、逆を言えばあれば強いアピールポイントになるのです。だからこそ明示しておく必要があります。
このセミナーを受けた時に得られる知識、技術はどう活用できるかなどが想像できるとより良いですね。
まとめ
口コミがしたくなる瞬間や大切さ、紹介したくなるセミナーされないセミナーの特徴をお話ししていきました!
口コミがしたくなる瞬間は
- 感動したとき
- 利益があるとき
- 批判したいとき
など感情が揺さぶられる体験をした時です。
セミナーを選び、口コミ紹介させるためには
- オリジナリティや特別感で差別化する
- 何をするのか何が目標かがわかる
- メリットがわかる
- 実績がある
というをポイントを持たせるようにしましょう。
ポイントを押さえて人を呼び込み、そこで感情を揺さぶることができればセミナーの集客がもっと増えますし口コミで紹介される数も増えるわけです。
口コミは1度起こると連鎖のように起こり、様々なところへと広がっていきます。
良いものなら良いですが、悪いものも広がるのでそういった意見に対しては迅速に対応していくことも大切です。
口コミを上手く利用して集客に役立てましょう!