年収1000万円!個人サロン経営で成功する5つのポイントとは?

現在、個人サロンを経営している方、もしくはこれから開業しようと思っている方の中には「年収1000万円」を目標の一つとして掲げている方もいるのではないでしょうか。
ですが、いざ経営してみると「集客」をはじめ、いくつかの壁に直面します。
そこでこの記事では、個人サロン経営で年収1000万円を達成するためにおさえておくべき成功のポイントを5つご紹介します。
Contents
ポイント① コンセプトを明確にする
成功するにはまずコンセプトを明確に
どんなビジネスでもそうですが、コンセプトを明確にすることはビジネスを成功させるために必ずやっておくべきことです。
なぜでしょうか?
答えはいたってシンプル。
お客様に自社のことを具体的に理解してもらうためです。
どういうこと?と思いますよね。
ではこんな例を紹介します。
個人サロンを経営しているAさん。アロママッサージ、フェイシャルエステ、脱毛、ネイル…と色々なことをメニューに入れており、メニューは数十種類と豊富にあった。しかし、なかなか集客ができない。
何がいけないのでしょうか?
このサロンの広告がどうなるか考えてみましょう。
「なんでもできます!」「たくさんメニューがあります!」
おそらくこんなことが書かれているでしょう。
これを見た消費者に何が伝わっているでしょうか。
もちろん「なんでもできる」ことです。
ですがそれは消費者からすれば「具体的に何ができるかわからない」ということになります。
つまり、何をしているかわからない不安感を与えてしまっているのです。
サロンに来る方は何かしらの「悩み」を持っていて、それを解決したくてご来店下さるわけです。
その広告は「悩みを解消してくれそう」と思わせることができているでしょうか?
できていないですよね。
何をしているかわからないのに「解決してくれそう!」と思うはずがありません。
人間は「わからない」ことに挑むことはなかなかできません。
ですが「わかっている」ことは簡単にできます。
だからこそ、お客様に「わかっている」状態になってもらわなければならないのです。
そのためにコンセプトを明確にして何ができるか具体的に示す必要があるのです。
また、コンセプトを明確にすることでメニューを絞ることができます。
やっていることを明確に出しているので求めるお客様はそのポイントを目指してきます。
それ以上の求められていないことを減らすことができるので自分自身の負担を削減できます。
サロン経営のコンセプトを考えるコツ
具体的にコンセプトを考えるコツは考えを紙に書きだすことです。
頭で考えていても、なかなか答えがまとまりません。
一度紙に書いて出すことで考えを整理できます。
具体的には
- 自分は何が得意か
- どんな悩みを持つ人に来てほしいか
- 悩みを持つ人にどうしてあげたいか
などを考えるとサロンを経営するコンセプトが考えやすくなります。
ポイント② サロンの環境
個人サロンを開業するときに自宅サロンとテナントサロンどちらにするか悩みますよね。
安定して年収1000万円以上のサロン経営をしたいならテナントがおすすめです!
なぜでしょうか?
テナントが良い理由①
まず見つけてもらいやすいことです。
自宅サロンだとどこにあるの?いつやってるの?というところがわかりません。
テナントだと人目に付く場所で開業できるので必然的に告知ができている状態になります。
自宅よりも気軽に連絡先等の情報を公開できるためどんどん告知しやすい傾向も理由の一つといえます。
また、存在を知っているとお客様は安心感と信頼感を持ちます。
どこにあるかいつやっているかわからない所よりもわかっているところの方が良いですよね。
テナントが良い理由②
サロンにくるお客様は非日常感や特別感を求めています。
自宅サロンに来た時にオーナーのお子さんが帰宅しました。
「ただいまー!」と元気な声が聞こえてきて家に入る音が聞こえてきます。
いかがですか?
生活感を感じますよね。
「自分の世界から離れて癒されたい!」と思っているお客様ならいくら施術がよくても「二度と来ない」と思うかもしれません。
特に主婦を中心とした女性は生活から離れた特別感を求めて来店します。
テナントサロンであれば完全に生活と離れて施術をすることができますので、非日常感と特別感を与えることができます。
テナントが良い理由③
表に出て場所を借りているため「潰せない」という意識ができますので、簡単にやめることがありません。
自宅サロンだと開業も閉業も周りからしたら「いつの間にか」ですが、テナントサロンだと人目に付くので「あ、何かできた」「あそこ潰れてる」と噂されます。
責任感と覚悟を持って開業・経営できるので自分自身のやりがいも大きくなります。
個人サロンを経営するなら小さいテナント!
テナントといっても大きくて豪華でスタッフが何十人もいるようなものをやれというわけではありません。
むしろ個人サロンで成功したいのならば小さなテナントの方が良いです。
個人サロンを選ぶ人は「自分をわかってくれる人のところに通いたい」という思いが強いです。
人間は「自分を認めてほしい」「自分を理解してほしい」という欲があり、その欲望を満たすためにサロンに通うという人も少なくありません。
つまり
「担当のセラピストに会いたい」
という理由からリピートをする方が多いのです。
大きなテナントにしてしまうとスタッフが増え必ず担当がつくようにできるわけではなくなります。
「それでもいいから豪華な施術や設備が良い!」という方は大手のサロンへ通っています。
自分の担当に会いたいお客様はリピートしなくなります。
するとお客様はどんどん離れてしまうのです。
小さなテナントにすれば自分だけ、もしくは数名のスタッフだけになりますのでそんなお客様の要望にもしっかり応えられるのです。
ポイント③ リピートされるために
お客様にも生活があり、サロンに来れる時間にも限りがあります。
1か月、2か月と時間を空けるとサロンのことを忘れられてしまいます。
忘れられてはリピートにつながるわけがないですよね。
なのでリピートされるには存在を忘れられないようにすることが大切です。
では具体的に何ができるか?
まずは開業するときにロゴを作ります。
絵や写真は人間の潜在意識に残ります。ロゴという絵で潜在意識の中にサロンの情報を入れてもらうのです。
潜在意識にあればロゴを見た時にしっかりと思い出してもらえるのです。
そして、常に存在をアピールし続けることも大切です。
例えばメルマガなどを使って何かイベントについての配信だったり、お客様の誕生日にメッセージを送ったりします。
お客様は意外とSNSやブログを見ているのでお客様向けの記事を掲載してアピールしていくことも効果的です。
ポイント④ 広告費は少額に
コンセプトを明確にすることでメニューを絞れると書きましたが、メニューを絞ったことで広告費を少額にすることができるのです。
コンセプトが定まっていない場合、あれもこれも詰め込んだものになるので必然的に高額になってしまいます。
ですがコンセプトが決まっていればそのポイントを売り込めばよく、そのポイントに当てはまる人が来ればいいので必要以上に広告を打ち出す必要もなくなります。
ピンポイントな場所で小さくても分かりやすい広告を出していればお客様は来てくれるのです。
経営をする上で余分なコストは押さえたい所。広告費用が抑えられるのはかなり大きいです。
広告以外にもSNSやブログを活用します。
何度も言っていますが、コンセプトがはっきり伝われば見てもらえます。発進で着物はどんどん利用しましょう。
特にFacebookは自分をアピールしやすい媒体です。名刺よりもはるかに多い情報量を提供できます。
ポイント⑤ セルフコントロール
最後のポイントは当たり前ですが実は難しいセルフコントロールです。
自分の体調管理やメンタルケアができていないと仕事をしていけない上に、お客様のケアをする立場として説得力がなくなります。
セラピストはお客様の肌に触れる機会が多く、自分の不調を感じ取られてしまうこともあります。
そんな状態で施術を受けたいでしょうか?
嫌ですよね。
お客様に影響を与えないためにも自分自身を整えておくことが必要です。
セルフコントロールをする方法は人によって変わりますが一番簡単にできることは自分の好きなことをすることです。
何か好きなことに没頭することでリフレッシュをします。
ここで大切なのは突然そういう時間をとるのではなくあらかじめそういう時間を取っておくという事です。
自分自身のケアをする日を取るのもセラピストの仕事といっても過言ではありません。
成功しているセラピストは「とにかく休まずに頑張ろう!」という事は絶対にしません。
必ず最初から仕事の無い日を作っておきましょう。
年収1000万円を叶えましょう!
「年収1000万!個人サロン経営が成功した5つのポイント」というテーマで書いていきましたが、いかがでしたか?
- お客様にわかってもらうためにコンセプトを明確にする
- 小さなテナントで覚悟と責任感を持ちお客様の望みをかなえる
- 存在を忘れられないようにする
- 狙ったところだけに広告を出す
- お客様の前に自分自身のケアを万全にする
このポイントに気を付けることで年収1000万円を目指せます!
もしできていない点があれば是非取り組んでみてください。