ビジネスを成長させる!企業理念の共有
本日お届けするテーマは「企業理念の共有」に関してです。
昨日ご紹介したように弊社のマーケティング講座で学んでくださっている方は経営者の方が多く、今回は引き続き企業経営をテーマにお話ししていきたいと思います。
本題に入る前に、起業すること、そして企業を存続させるために必要なことを解説した動画とブログがありますので、1度ご覧ください。
起業すること、存続することの難しさ
30年で潰れる、3代目で潰れると言われる企業ですが、そもそも起業して10年後の生存確率が5%とさえ考えられているほど、起業の世界は厳しいです。
弊社はおかげさまで10年目の節目を迎えることが出来ましたが、すべての企業が上手くいくとは限りません。
マーケティングやセールスなど、顧客を獲得し利益を上げるために学ぶべきノウハウは多岐にわたります。
ですが一方で、経営方針や経営者の考え方が間違っていると、マーケティングなどの問題以前に企業経営が上手くいかなくなる可能性があります。
どのような経営をすれば、また経営者として何を目標とすれば企業を軌道に乗せることができるのか?
今回は企業理念と組織としての企業の関係性をご紹介していきます。
仕事は1人ではできない
そもそもどんなに小さな企業から始まったとしても、事業が拡大し企業が発展していけば、仕事量は増えていきます。
仮に最初は経営者自身が労働者として現場で働いていたとしても、企業が大きくなればすべての仕事を一人でこなすことは出来ません。
そこで雇用側として労働者、つまり社員を雇うわけですが、この社員たちにあなたのビジョンや志が共有されていなければ、組織としての企業の発展は望めないのです。
理念、精神の浸透
あなたの代わりに各分野の業務に従事する社員たちが、あなたが何故事業を始めたのか、このサービスや商品を通じてどんな未来を提供したいのか、といったあなたのビジネスの理念、起業家精神が浸透していなければ、当然ながら、あなたと同じレベルのサービスを提供することは出来ません。
起業者と社員では業務に対するモチベーションが違うのですから、
同じだけの熱意をもって仕事をしてもらうには、企業理念を理解し共有してもらう必要があります。
たとえばもしあなたが掃除代行業を営んでいるとして、「片づけられない人たちを助けたい」という信念のもとに、企業を立ち上げたとしましょう。
その信念を入社した社員のすべてが共有していなければ、掃除のサービスの質は低下してしまいます。
そしてサービスの質が低下するということは、せっかく獲得した顧客の満足度が下がるということです。
結果としてリピート率の低迷に繋がり、さらにはリピーターが減ったことで顧客単価までもが下がっていきます。
まとめ
このように、あなたの企業理念起業家精神が共有されていない、浸透していないことが、企業の衰退や倒産に直結していくのです。
ただ給料が欲しいから働く、といったマニュアル的なサービスではなく、あなた自身と同じ仕事に対するモチベーションで業務に向き合ってもらう。
そのためには企業理念の共有を徹底する姿勢が求められます。
組織として社員一人一人が成長することで、会社の成長に繋がり、業績上昇に導いてくれるのです。
良質なフォロー、サービスの提供によってリピーターが獲得されれば利益率も上がります。
企業理念は何が何でも社員と共有して浸透させていきましょう!
こちらの動画でも企業理念を浸透させる重要性を解説しておりますので、ぜひご覧ください。
それでは次回のブログをお楽しみに!