客単価アップ作戦!簡単にすぐに上げる方法
ビジネスをしていれば誰しもが「売上をあげたい!」と思っているものですよね。
売上を出すこと、そしてがあげることはビジネスの本質といってもいいでしょう。誰だって売上をあげるために頑張っているのですから。
とはいえ、そのための手法ってたくさんありますよね。例えば、新しい顧客を集めたりとか。買ってくれる人数が増えれば当然売り上げが上がりますよね。
新規顧客の獲得以外にも方法はありますが、今回紹介するのは「客単価」をすぐに上げる方法です。
客単価が上がれば、1回に買う金額が上がっているのですから当然売り上げも上がるわけです!では、どうしたら客単価をあげられるのかを見ていきましょう!
客単価とは
お客様が1会計当たりに使う金額のことを指しています。同じ人が何回同じ日に同じ店で会計していようが関係なく、あくまで1回の会計に使った金額です。
新規顧客、既存顧客の関係なしに取り組むことができるのがメリットです。
手段はさまざまありますが、間違った方法や、間違ったやり方で進めるとかえって客単価を下げるという事態になりかねません。
まずは手法についての知識を付け、自社に合った方法で取り組むことがベストです。
客単価をあげるにはどうしたらいいか
客単価を上げるために一番簡単な方法が、値上げです。
しかし、今まで売ってきた値段から値上げをすることがどれだけ危険なことかきっと、誰でもわかりますよね。
いい例がタバコです。タバコは昔に比べ、どんどん値上げしていますよね。
私が知っている最低価格でも200円代でしたが、今では400円代。そろそろ500円代に差し掛かるそうですが、すでに昔に比べ、喫煙者がかなり減っていますよね。(値段だけが理由とは、言えませんが)
この値上げは、喫煙者を減らすための国の施策でもあるとか。(本当かどうか分かりませんが笑)
ここから分かるように、客単価を上げることは難しいのです。
値上げをして客単価をただ上げてしまうと客数を減らし、購入頻度を減らしてしまいますから。
しかし、客単価を簡単にすぐに上げるある方法があります。
客単価をすぐに上げる法則
それは、松竹梅の法則です。
動画でも紹介していますので、よろしければこちらをご覧ください!
弁当(松):800円
弁当(竹):600円
弁当(梅):400円
弁当屋でこれを見たことありませんか?
このように、三段階で分けられている場合、ほとんど2対5対3になることをある研究で実証しています。
人は高くもない、そして、安くもない、普通の値段を選ぶ傾向があるのです。
つまり、一番売りたい商品をこの竹に持ってくるのです。
先ほどの弁当の例だと、今まで売っていたのが、400円の弁当ならその弁当を値上げして弁当(竹)にし、それより安い弁当(梅)を作り、それより高い弁当(松)を作るのです。
そうすれば、今まで10割が400円だった客単価が2割800円、5割600円、3割400円になりますよね。
7割の客単価が上がっていますよね。その数、1800円です。(※これは、今回の例の数字です)
ただ、3段階の値段設定にするだけでここまで客単価を上げることができるのです。
ぜひ、試してみてください。
松竹梅の法則以外に方法はあるのか?
松竹梅の法則以外にも、客単価をあげる方法はあります。
たとえば、アップセルなら付加価値を付けてグレードをあげることでワンランク上の商品を買っていただく手法です。自動車などの高級品によくみられる手法です。
クロスセルなら、購入する商品に関連するものを買っていただく手法です。着せ替え人形の別うちの服なんかが当てはまります。
こちらの動画も客単価の上げ方について紹介しています。
商品価格をあげることなく、かつお客様の希望に沿ったうえで客単価をあげることは可能なのです。
アップセル、クロスセル、松竹梅の法則のみではありませんが、こういった手法の中で自社にあるものを見極めて使いましょう。
客単価をあげる手法についてはこちらのブログでも紹介しておりますので是非ご覧下さい。
まとめ
客単価をあげるにはお客様に納得していただいたうえで買っていただくことが大切になってきます。
ただ値上げをしただけではお客様は不満に思いますよね。
付加価値を与えたり、関連の商品を出したり、ランク別にしたりなど、価格に納得してもらえるような工夫を忘れないようにしましょう。
客単価をあげるには、お客様が不満にならない方法で値段をあげること!
間違ってもとりあえず値上げなんてことはしないでください!
お読みいただきありがとうございました。それではまた!